すばるくんのいない世界

前回のはてブロで散々すばるくんに怒ってるだのなんだの言いましたが、わたしはやはり腐っても根っからのすばる担なんだなと思うことがここ最近多々ありました。 

わたしは先日ご縁がありましてGR8EST東京公演にお邪魔したのですがそこで初めてすばるくんがいない6人の関ジャニ∞を見ました。というのもすばるくんがいないエイトを意識的に避けていたからです。心の踏ん切りが付かなくて6人のエイトを見たらすばるくんがいない事を受け入れなければならないと感じていて、踏ん切りを付ける為には公演に入るまでエイトを見ないでおこうと思っていました。

結果的にすばるくんのいないエイトを見ることはわたしにとって苦しくて苦しくて仕方ないものでした。もちろん6人のエイトが悪い訳ではありませんし、公演もとても楽しかったです。ただわたしにとってすばるくんの存在が大きすぎたのです。わたしの大好きだったあの力強い声がどこを探してもない、小ちゃい身体全身で歌っているあの姿もない、大きな口開けながらつられ笑いしちゃうあの笑い声もないという事。

それがとても苦しかったです。

普段公演中はすばるくんのことを双眼鏡で追っていたのですが今回はそれが出来ません。

適当にモニターでも見てればいいか。などと軽い気持ちで居ましたがバンド演奏の際、わたしはずっとすばるくんが居たあの位置を呆然と見つめて居ました。

絶対に涙は流さない。泣くことは6人に失礼だ。と思っていましたがそんな考えはオープニング映像で早くも打ち砕かれました。

周りの方々は自分の好きなメンバーが映り、きゃーーー！と騒いでいる中わたしはここでようやく6人になったんだと分かりました。

すると涙が止まらなくなってしまって暫く泣き続けていました。

わたしの大好きな曲なのにそれを歌っている大好きな人が居ない。とても不思議な状況で夢を見ているのかなとも思いましたし、他のアーティストのライブに来ているような錯覚に陥りました。

今思えば周りの方々は楽しんでいるのにわたしだけが泣いていて迷惑をかけてしまったかもしれません。ですが横に居た同世代くらいの方が『辛いですよね。無理なさらないで下さい。』と優しい言葉をかけてくださり、少し気持ちが楽になりました。

正直すばる担が今回のツアーに入ることをよく思って居ない方々が一定数いるのもわかっていましたし、わたし自身も行くことを悩んでいたのですが行って後悔はしていません。

むしろ6人の関ジャニ∞はとても強くてかっこいいと思った最高の機会だと思いました。

まだまだすばるくんの姿を追いかけてしまうことになりそうですが、いい踏ん切りがつけられたと思います。

いつか、すばるくんが関ジャニ∞に居たという事を知らない世代が出て来てしまうのかと思うと怖くて仕方ないですが彼が決めた事ですからいくら悔やんでも仕方ないですよね。

6人の関ジャニ∞がもっともっと人気が出ますように。

始まるんじゃない、始めるんだぜ。

私の好きだった渋谷すばるとは。

私は10年とちょっと関ジャニ∞のファンをやっていました。

今は違う“アイドル”のファンをやっています。

ここでアイドルを強調した理由はのちのち分かることだと思います。

それでは今から10年間みてきた私の大好きだった渋谷すばるくんについてお話しようと思います。

4月15日、彼は突然会見を開き関ジャニ∞を抜けると言った。その言葉を聞いた瞬間動悸が止まらなくなり勝手に涙が溢れていた。それは当たり前のことだと思う。今は好きではないけれどずっとずっと大好きだったのだから。

彼がいなくなるという事実を受け止めたくなくて、テレビでそれを見てしまったら脱退することを実感してしまう気がしたから会見の映像を見るのも避けてワイドショーも避けて新聞を見ることも避けていました。今日までは。

もしかしたらしばらくこの虚無感に襲われるのだろうなと思っていました。今日までは。

では今日に何が起こったのか？

私はある事に気付いてしまったのです。

私はすばるくんのファンをやっていた時代、何でもかんでも甘やかしてしまっていました。

私はすばるくんのファンはとことんすばるくんに甘いというイメージがあります。

脱退すると言われてから今日まで、

またいつもの悪い癖で無意識にすばるくんの事を甘やかしてしまっていました。

今日、会見を見てこの人はこれからどう生きていくのか、路頭に迷わないのか、そんな心配が頭をよぎりましたが彼の目は至って真剣そのものでそれを受け入れるしかファンにはなす術がありません。

ワールドワイドに音楽をやりたいと言っている割に語学は0からのスタート、英語を習得したいから英語圏で音楽活動をしたい。

あれれ？そこは嘘でもどこどこに行って◯◯というジャンルの音楽の起源を肌で感じたい

。そしてそこで感じたものを自分なりに表現したい。って言った方が良かったんじゃないかな？

そんな想い、さらさらないのかもしれないね。

きっとすばるくんが目の前にいるeighterから世界に焦点をずらしたのは味園ユニバースの時にオランダに行ったからだよね。あの時“渋谷すばる”という一人の人間として凄い賞賛されたから勘違いしちゃったのかな？

私はそんな勘違いして欲しくなかったです。

それは彼の存在意義の根底には関ジャニ∞というものがあると思っているからです。

そして彼自身もそうである事を分かっていると思っていたからです。

私は関ジャニ∞でアイドルやってバラエティやってバンドはほどほどにやってる渋谷すばるくんが好きでした。

私が関ジャニ∞から、渋谷すばるから離れたのもバンドとアイドルの比率が9:1くらいの割合に感じたからです。

私が好きなのはアイドルとしての渋谷すばるだった訳で彼がアイドルではなくなったら私は別に好きではありません。

そして私はすばるくんがアイドルを捨てて私の嫌いな渋谷すばるになろうとしている、その事実に気付いたのです。

今まで散々メソメソしていましたがそんなメソメソしていた時間も無駄だったのではないか、そう思ってしまいます。

それに私が一番無いな、と思ったのは

今回のツアーに出ようとしていたこと。

散々身勝手に抜けるって一方的に言ってメンバーのことを混乱させたくせにツアーには参加したい？何を甘えたことをいってるんだ。

残されたメンバーの気持ちちゃんと考えてそれ言えた？

一人で夢叶えたいって言ったくせに。みんなの残って欲しいって思う気持ちぜんぶ突っ撥ねて抜けるって言ったのに。

15周年の節目となるツアーなんだからここから新生関ジャニ∞で頑張ってるところを見たいです。だいたいアイドルの6人とアイドルをやめてアーティストになろうとしている1人のチームワークなんてダメダメだと思います。これは私の意見ですけど。

だからすばるくんをツアー不参加にすることに決めたメンバーの決断は凄い今後の関ジャニ∞にとってプラスな判断なのではないかと思います。

私は今後、関ジャニ∞を応援するけど渋谷すばるは応援しません。

だってアイドルじゃないから。

関ジャニ∞だった渋谷すばるに縋っている姿が容易に想像できるから。

私はそんなかっこ悪いすばるくんを見たくない。決して上手くいかないと思うよ。この先の人生。

関ジャニ∞はあれから成長したねって言ってもらえるかもしれないけど

渋谷すばるは抜けないほうがよかったね〜っていう言葉が多くなると思うよ。

この10年ちょっと、すばるくんを応援してきて辛いと思うことがたくさんあったけどアイドルのすばるくんを応援したくて我慢してた。でももうアイドルじゃなくなるからちょっとくらい不満言ってもいいよね？

せいぜい頑張ってね、すばるくん。

今まで私の青春をありがとう。

最後まで身勝手でわがままだった貴方に嫌気がさしてキツい言葉ばかり並べてごめんなさい。

ファンはアイドルに似るっていうでしょ？

私もすばるくんに似ちゃったみたい。

アイドルという重い鎖で繋がれた人生から解放されたから幸せに暮らせるね。よかったね。ばいばい。